JAPAN INTERNATIONAL EGGART

by 代官山エッグアートスタジオ

                                    

 


「悠久の時間(とき)」(あだち三和子)
 
 花弁  グ−ス(ガチョウ)
   チキン(鶏卵)
 萼   グ−ス(ガチョウ)
   チキン(鶏卵)
 葉   グ−ス(ガチョウ)

背 景  グ−ス(ガチョウ)
 


 
 

 代官山エッグアートスタジオはあだち三和子を中心としてエッグアートにおける卓越したデザインを創造。エッグアートに関する様々なオリジナル の技術や唯一無二の技法を開発しています。そうして生まれた作品を個展やイベントなどで発表することによりあだち三和子のエッグアートの世界を広く一般に 紹介しています。個展においては世界で初となるタマゴによるインスタレーションを制作してアートシーンを彩りました。
 出展した展覧会での受賞歴も多数。このような実績を踏まえて独自のカリキュラムを構成して生徒を指導し後進を育成すると共に、エッグアート人口の増加に多大な貢献をしています。そして代官山 エッグアートスタジオは100年後、200年後の人々があだち三和子の作品を見て、更に新しい発見ができるようなアートを作り上げたいと願っています。
 ちなみに代官山エッグアートスタジオで使用したり販売する卵殻は基本的に全て無精卵であり本来棄てられるものです。それがア−トとして新たに生まれ変わっていくのは昨今とみに叫ばれている環境問題にとっても有意義なことであると思います。

 西欧ではイースターエッグのように復活や幸福を象徴するタマゴ。またロシア皇帝に献上されたファベルジェのタマゴ(絢爛豪華な宝飾タマゴ)などはつとに有名です。我が日本においても古よりその完璧なフォルムに魅了された様々な工芸を生んだ記録が残されています。
(古くは国立博物館に所蔵されている飛鳥時代のものや江戸時代の美しい食器など・・)

 エッグアート作家で第一人者であるあだち三和子のエッグアートは上記のような絢爛豪華な世界も継承しつつ、パーツ一つから自ら創り、自動仕掛けで開くタマゴや舞うように飛ぶタマゴの蝶、自由に曲がらない素材である卵殻による柔らかな造形美を追求した花の作品、LEDやEL板を使用した作品など他に類を見ない型にはまらない自由な作風を信条としています。
 代官山エッグアートスタジオでは以上のような理念に基づき生まれたエッグアートを世に広めるとともに、エッグアートを志す全ての人々の道標となることを願っています。


   White Dreams ('00 あだち三和子作)


2009年の第5回個展 レリーフ″静寂″にて  



第8回 あだち三和子個展 表題作「光と影のシンフォニー」の制作風景!

 

   

   


「光と影のシンフォニー」(あだち三和子)

グ−スエッグシェルを数十個、EL板を使用!